専門店で食べるにはちょっと敷居が高いうなぎですが、最近では自宅でもお店並みの味を楽しむことができるんです。
累計で100種類以上のお取り寄せうなぎを食べてきた筆者が、間違いなく美味しいうなぎの蒲焼をご紹介します。
日本料理小伴天の「三河一色産うなぎの炭火焼」
間違いなく美味しいうなぎの蒲焼としてご紹介したいのが、愛知県碧南市にある日本料理小伴天の「三河一色産うなぎの炭火焼」です。
うなぎの生産が盛んな地域に店舗を構え、創業100年を超える日本料理の老舗です。
長年の経験と技術を活かした製法が、香り高く上質なうなぎの蒲焼を実現しており、ふるさと納税の返礼品としてもとても人気となっています。
ESSEふるさとグランプリ2023の魚介・水産加工品部門で金賞を受賞し、ふるさと納税ポータルサイトのふるさとチョイスでは150件以上にのぼる感想の声が寄せられています。
職人が1匹1匹丁寧に加工し焼き上げたうなぎは、ふんわりしながらも外はパリッとした仕上がり。まるでお店で食べているかのような炭火の香ばしさが口に広がります。
いつ食べても美味しくなるよう作られた、職人の技
小伴天のうなぎの炭火焼のすごいところは、いつ食べても安定して美味しいところです。
うなぎはすごく難しい食材で、時期や成長度合いによって品質が大きく変わってきます。そのため、毎回同じように調理すると固くなってしまうこともあります。
うなぎの品質を見極めて焼くという工程はとても難しい。しかし、その難しいところを長年の経験と技術でカバーし、安定した品質のうなぎの蒲焼を提供してくれているのです。
美味しさの秘密は、真空パックの技術力
焼きたてのうなぎをお店で食べるともちろん美味しいのですが、お取り寄せでその美味しさを再現できるお店はかなり限られてきます。
その理由は、焼き上がったうなぎの保存方法に工夫が必要だからです。お店で食べると美味しいのに、お取り寄せすると味が染み込みすぎてべちゃべちゃになっていたり、うなぎが固くなってしまったりすることがあります。
小伴天は保存をするためのパッキング技術がとても高いのです。
先代は真空調理法の第一人者で、1990年代に放送されていたフジテレビの「料理の鉄人」に出演したこともあります。
肉や魚を真空パックして、それを低温で調理する方法を編み出した方です。
そういった背景もあり、真空パックする時の技術がとても高いのです。
うなぎの養殖と発酵文化が根付く地域性
小伴天がある愛知県碧南市の隣、愛知県西尾市は全国でも有数のうなぎの生産地です。
また、みりんや醤油といった醸造の歴史があるエリアのため、蒲焼用のタレに必要な調味料も良質なものが手に入ります。
歴史的にもうなぎの蒲焼という文化が根付いた地域なのです。
店舗に行くだけの価値があります
お取り寄せで食べてももちろん美味しいのですが、おすすめは店舗で焼きたてのうなぎを食べることです。
東京で同じようなクオリティのものを食べようと思うと、かなりのお値段になりますが、小伴天の店舗はまさに「現地価格」。
交通費をかけて行っても元が取れるくらいな感じです。
日本料理屋なので、うなぎ以外にも懐石料理をいただくこともできます。碧南市はイチジクの生産量もすごく多いので、時期になるとイチジクをふんだんに使ったイチジク懐石を楽しむこともできます。
美味しいうなぎの蒲焼を食べたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。