日本の魚ビジネスを盛り上げていこう!
そんな想いが詰まった「ニッポンの魚ビジネスEXPO2025」が2025年2月18日に港区立産業振興センター 11階ホール大・ホール小で開催されました。
当日は24のブースが出展し、515人もの来場者が訪れ、大盛況となりました。
漁師、養殖事業者、飲食店、新規参入者まで、魚ビジネスに関わる様々な人が集まり、熱気あふれる交流が行われました。
「業界を超えて、魚ビジネスを盛り上げていきたい」開催に込めた想い

魚の消費量は世界で伸び続け、インバウンドで賑わう日本の魚市場。
世界で日本の魚の人気が高まる一方、国内では魚離れが進んでいます。
しかし、「魚を食べたいと思いますか?」という質問には、今でも多くの人が「はい」と答えます。
水産資源への懸念、世界の流れ、日本の消費者のニーズの変化、後継者問題など。
魚ビジネスは今、課題が山積しているのが実情です。
この状況で大事なことは、業種や業界を超えたオールジャパンで魚ビジネスの未来を作っていくことです。
日本の魚ビジネスを盛り上げていきたいと考える、多様な事業者が集結することで、魚ビジネスの新しい可能性を見つけてもらいたい。
そんな思いを掲げ、今回の魚ビジネスEXPOが開催されました。
魚ビジネスを盛り上げたい24の事業者が集結!

会場には、全国から24の事業者が出展しました。
異なる業界の事業者が一堂に会し、来場者との交流やビジネスマッチングが活発に行われました。
出展者の一部をご紹介します。
活魚を低コストで手間なく、状態の良いまま輸送できる「活魚ボックス」を扱う「日建リース工業株式会社」。
東京湾の海の恵みと受け継がれてきた江戸前漁業を次世代につなぐため、「瞬〆すずき」のブランド化やFIP(漁業改善計画)に取り組む海光物産株式会社。
このように、各社が独自の取り組みや技術を持ち寄り、ビジネスの未来を語り合う場となりました。
出展者同士の交流も盛んで、「今後の連携につながりそう」という声も聞かれるほど、熱いビジネスの可能性が生まれた一日でした。
食の専門家が集結したトークセッション!他業界から見た魚ビジネス

スペシャルコンテンツとして、クロスメディア・パブリッシングから出版されている食のビジネスシリーズの著者5名が集結したトークセッションが行われました。
他業界から見た魚ビジネスはどのように見えているのか。
水産業界との違いや共通点から、魚ビジネスのこれからのヒントを見つける会となりました。
ニッポンの魚ビジネスEXPO2025