コロナによる緊急事態宣言が続き、おうち時間が増える中、魚をインターネット通販ECにて取り寄せる動きが活発化しています。今回は、魚のECを運営するSAKAMAさんに6月に売れた魚介について伺いました。
SAKAMAショップ2021年6月度 売れ筋ランキング
1位 どんちっちアジ
2位 活〆ヤイトガツオ(スマ)
3位 タカアシガニ(静岡戸田クラファン企画)
4位 活稚鮎
5位 九十九里産はまぐり
6位 あなご
7位 ながらみ(タンベイキサゴ:巻き貝)
8位 イボアナゴ(貝類、アワビの仲間)
9位 朝どれ!!鮮魚カスタムボックス
10位 コシナガマグロ
…ということで、見事1位に輝いたのは「どんちっちアジ」!
「どんちっちアジ」とは、島根県浜田港で揚がるブランドアジです。脂質を計測し、10%以上のものがどんちっちアジになります。通常のアジの脂質は2%~3%で、その3倍以上脂がのっているため、脂好きにはたまりません。あまりにも脂のノリが違いすぎるため、通常のアジとは別物なアジになっています。お刺身はもちろん、アジフライにするとふっくらして非常に美味です。
3位の「タカアシガニ」は、あの水族館でもよく見るカニです。巨大で足が長く食べごたえがあります。SAKAMAでは、この「タカアシガニ」をクラウドファンディングの返礼品として設定したところ、人気だったとのことです。
このほか、6月というだけあり、夏らしいラインナップとなりました。「2位 活〆ヤイトガツオ」は、標準和名が「スマ」という魚。見かけはマグロやカツオにも似ていますが、その味の良さは魚通の間でよく知られています。
8位に入った「イボアナゴ」は、一見アナゴの仲間のような名前ですが、貝類の1種で、アワビの仲間。アワビと比較すると安価で人気だったため、今回ランクインしました。「10位 コシナガマグロ」は、日本で流通するマグロの中では、流通量があまり多くないため見かけたらぜひとも食べたいところです。
なお、こちらのランキング発表は、6/30のSAKAMAインスタライブで行われました。
【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集部
魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。