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初鰹を食べすぎるとどうなる?実際にやってみた結果…

 春といえば、初鰹が美味しい季節です。
 最近では、秋口に取れる脂ののった戻り鰹がもっぱら人気の印象ですが、スッキリした初鰹が好きという人も多いはず。何を隠そう私もその1人です。

 でも、スッキリしているからといっても食べ過ぎには注意。
 かつて、私は、カツオのたたきや刺身を約20種類食べ比べるという仕事をしたことがありました。1種類につき背側と腹側と2切れづつ食べるのですが、8種類めに差し掛かった際、身体に異変が!

 内蔵に負担が掛かっているということが分かるくらい、お腹に重い感覚が出始めたのです。そして、12種類目に差し掛かった際には、「さすがに続行は無理」ということで、消化が進むまで20分程休憩。

 その後、なんとか全種類食べられたものの、やはり生の魚肉をいただくということは、それなりに内蔵に負担が掛かるのだなということを身をもって知ることができました。

 ちなみに、その涙ながらの努力の成果出来上がった記事がこちらです。
ふるさとチョイス|おいしいカツオをほおばりたい!

 …ということで、初鰹はスッキリしていて食べやすいからといっても食べ過ぎは禁物です。
でも、とても美味しいので春の味覚としてぜひとも楽しんでいただきたいです。

カツオのたたき(イメージ)

【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集長・ながさき一生
漁師の家庭で18年間家業を手伝い、東京海洋大学を卒業。現在、同大学非常勤講師。元築地市場卸。食べる魚の専門家として全国を飛び回り、魚好きのゆるいコミュニティ「さかなの会」を主宰。

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この記事を書いた人

さかなのNEWS編集部。魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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