「未来のおすし」が味わえる!スシロー未来型万博店の魅力を体験レポート

2025年4月13日から開催する大阪・関西万博。その会場内に、あの回転すしチェーン「スシロー」が「スシロー未来型万博店」を出店しているのをご存じですか?

「未来の水産資源」をテーマに、陸上養殖や完全養殖など、最先端の技術で育てられた魚たちを、心地よい空間でゆっくり味わえる…まさに未来のおすし体験!

万博のオープンに先駆け、事前イベントに参加してきたのでスシロー未来型万博店の魅力と見どころをたっぷりご紹介します。

目次

店舗の特徴とコンセプト

店内はカフェのような雰囲気

スシローが出店しているのは万博地内にある「静けさの森」のすぐ近く。森の近くにたたずむ店舗は、まるでカフェのようなおしゃれな佇まい。内装には奈良県産の吉野杉をふんだんに使用し、天井も高く開放感たっぷりです。

通常のスシローとはまったく異なる、非日常感あふれる空間で「おすしを楽しむ」という新しい体験ができます。

この空間づくりには、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」への想いも込められています。しかも、使用された吉野杉は、万博終了後に再活用される計画とのこと。環境への配慮まで考えられた設計です。

ぜひ食べてほしい、注目の寿司ネタたち

万博限定の特別な寿司ネタです

スシロー未来型万博店では、通常の店舗では食べられない特別なネタが提供されています。

その目玉が「あしたのサカナ」シリーズ。すべてが持続可能な調達方法で育てられた魚です。

例えば、「陸上育ちの磯まもりウニ包み」。

こちららは、磯焼け(海藻が枯れて生態系が崩れる現象)の原因にもなる栄養失調で中身がないをウニを捕獲した後、陸上で中身が育つように育てて提供しているというものです。

このストーリーもさることながら、とても美味しい!味わいもスッキリ。回転すしといえば、どうしても臭みやエグミが気になるものも多い印象ですが、こちらのウニはそんなことがなく、「回転すしのウニ」の印象が覆されます。

他にも、「陸上育ちの〆サバ」や、国産サーモン「陸上育ちの国産生フジアトランティックサーモン」をいただきました。どちらも養殖魚としては脂はあっさりめで、しっかりとした味がありながらも嫌な臭みなどはなく、おいしくいただくことができました。

オープン後は、他にも一例として以下のような寿司ネタが提供されるようで、ぜひ店舗で食べていただきたいです。

  • 陸上育ちのかわハギポン酢ジュレ
  • 陸上育ちのビカーラうなぎ(ニホンウナギとは異なるビカーラ種)
  • 秘蔵っこ尾鷲のしまあじ(完全養殖)
  • 秘蔵っこ鹿児島かんぱち(完全養殖)

しめさばは390円(税込)、サーモンは270円(税込)と、特別感がありながらも手の届く価格設定です。

世界のスシローがここに

思わず目に止まった「飲めるサーモン」

また、スシロー未来型万博店では、海外のスシロー店舗で人気のロール寿司や、同グループの京樽、杉玉ブランドの商品も提供されるそう。

普通の店舗ではなかなか味わえないメニューが一堂に会する、特別なおすしフェスのような感覚です。

食べるだけじゃない!体験型コンテンツ

一斉に始まるゲームに盛り上がります

食事の合間に登場するのが「UNI CATCH GAME(ウニキャッチゲーム)」。

なんと、ゲームの時間になると、店内全体がゲームモードに突入!タッチパネルに現れたウニを素早くタッチし、スコアを競います。上位入賞者にはオリジナルバッグやハンカチといった非売品のプレゼントがもらえるそう。ゲームタイムは、1時間に1回程度を予定しているそうですが、運営状況によっても変わるそう。このように、状況を見てカスタマイズされ、変化していくのが万博の特徴で、会期の最初と終わりではまた違う店舗の姿を楽しめそうです。

子どもだけでなく、大人も思わず夢中になってしまう仕掛けに、店内は大盛り上がり。まるで「テーマパークの一部」のような寿司店です。

行くなら知っておきたいポイント

現場の方々の熱意が伝わってきました

①整理券が必要

開場と同時に配布されるため、訪れたいならまず整理券を確保しましょう。

②寿司じゃないメニューも充実

サイドメニューも驚きの美味しさ。特にラーメン(鶏白湯豚骨風)は一度食べてみる価値ありです!

③若手社員による運営

スシローグループの若手社員たちが、熱意をもって運営しています。フレッシュで丁寧な接客にも感動です。

未来を味わいに、ぜひ一度訪れてみて

スシロー未来型万博店は、食べて楽しく学べる万博ならではの店舗でした。

「持続可能な水産資源ってどんなもの?」「養殖の魚って美味しいの?」そんな疑問を、実際に味わいながら、楽しく体験できる場所です。

家族や友人と一緒に、「おいしい未来」を味わってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

さかなのNEWS編集部。魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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