水産系シンガーソングライター牧野くみです。先日山口県下関にある唐戸市場へ行ってきました!地方それぞれの特色がある市場巡りが大好きで、ライブ活動の合間を見ては市場へ訪れています。
今回の活動拠点は福岡県の北九州エリアだったのですが、門司港から船で5分くらいで下関に来れちゃうんです。
下関と言えば何と言ってもふぐ。市場の周りはとにかくふぐの圧がすごかったです。
唐戸市場の中へ入ると早速マスクをしたふぐがお出迎え。ふぐを扱う様々なお店が立ち並び活気に溢れていました。中にはふぐの自販機も!日本で唯一だそうです。
そしてふぐと並んでこの唐戸市場の名物はもう一つ、週末に開催される寿司バトル「活きいき馬関街」です。
https://www.karatoichiba.com/bakangai/
寿司バトル…何という魅力的な響きでしょう…。
午前中早い時間からいくつものお店がお寿司や海鮮どんぶりを販売しており、たくさんのお客さんでごったがえしています。お寿司は一貫単位から購入することができます!
どれもおいしそうすぎてめちゃめちゃ迷ったのと物珍しさで、市場の中をずっと何週もぐるぐるしてしまいました。寿司に酔えます…。
最終的においしそうだったアジ、そして下関らしいふぐとくじらの握りに”ふく汁”をチョイス。そう、こちらの地域ではふぐを濁らずに「ふく」と呼びます。幸せを呼び込む「福」にかけているのだとか。もみじおろしの薬味も関東ではあまり見かけないので新鮮!
ふぐの地方名は他に「キタマクラ」「てっぽう」などがあります。いずれも毒に当たるという事が由来ですが、下関の「ふく」は毒にフォーカスしておらずハッピー全開です。
一口サイズの唐揚げも頂きました。ふぐの身は弾力があるので、白身魚ながらしっかりした食感を楽しめます。
高級店に行かずとも、色々なふぐ料理を少量から気軽に食べられる環境に驚きます。「ふく」の名の通り幸せすぎます…。
購入したお寿司や唐揚げは、市場の外の海が見える芝生で食べました。これもまた一興。
自然を感じながら食べたふぐは格別でした!
筆者プロフィール:
水産系シンガーソングライター 牧野くみ
魚食×アートの可能性を探る。ととけん1級所持。
2022年4月サバをボサノバのリズムに乗せた新曲「サバノート」リリース。
各種ダウンロード・サブスクより好評配信中!
https://linkco.re/gN6eTeZ2