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知床に帰ってみたら「鮭のまち あるある」だらけだった件…|牧野くみのお魚ライナーノーツ

 水産系シンガーソングライターの牧野くみです。私は現在、東京在住ですが、地元は北海道の知床です。オホーツク海に面している水産業が盛んな町で生まれ育ちました。

 特に鮭の資源に恵まれており、新巻鮭やいくら、鮭とばは小さい頃から馴染みがありました。冬には鮭とばをストーブの上で焼いたことを、今でも時折り思い出します。

 そんな地元界隈の「鮭のまち あるある」を、今日はご紹介したいと思います!

 こちらの箱はホームセンターに売っています。

ホームセンターに売られている新巻鮭の箱

 折りたたむとこんな感じになります。

新巻鮭の箱 折りたたんだところ

 このようにスーパーやお土産屋さんでなくとも、日常のあらゆるところで鮭を感じることができます。

 またホームセンターの釣り具コーナーには、「鮭袋」という袋が売っていました。

鮭袋

 大きさや図柄のあり・なしなど、いくつか選択肢があり、用途に応じて選べます。

 また、鮭が旬の秋には、丸の鮭を捌いて筋子やいくらを自家製で漬ける家庭も多いです。そんな時に重宝するのがこちら。

いくらアミ(写真が荒くてすみません)

 中にはテニスやバドミントンのラケットでいくらをほぐす方もいるとか。(※普通の焼き網や目の粗いボールで問題なく代用可です。)

また「鮭バット」なるものがTwitterを賑わせたこともあります。

https://twitter.com/_nao_michi_/status/786131556582645760

 このように人々との暮らしと密接な鮭。昨今、不漁が続いていますが、大事な資源を守り、受け継いでゆきたいです。

 豊かな自然とおいしい食べ物が楽しめる知床。コロナ禍が収束したら、皆様にもぜひ足を伸ばして頂きたいです!

鮭加工品の直売所にて

筆者プロフィール:
水産系シンガーソングライター 牧野くみ
魚食×アートの可能性を探る。ととけん1級所持。
2019年、鮭をテーマに3曲収録した「あの川を目指して」をリリース。

THE MAGAZINE
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この記事を書いた人

さかなのNEWS編集部。魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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