ふるさと納税で人気の「大トロうなぎ蒲焼」に姉妹商品が誕生しました。その名も「大トロうなぎ白焼カット」。2021年7月18日から販売を開始しています。今回、これらを製造する鹿児島県鹿屋市の株式会社鯉家に取材をしました。
●「大トロうなぎ白焼カット」とは
2020年に開発し、ふるさと納税でも人気の返礼品となっている「大トロうなぎ蒲焼」。その姉妹商品として、約1年の歳月をかけて開発されたのが「大トロうなぎ白焼カット」です。
「大トロうなぎ白焼カット」は、主に関東の消費者ニーズに合わせ、従来の商品よりも脂質が多めのうなぎを厳選。また、ふっくらとした柔らかいうなぎ白焼とするため、従来の「九州地焼き」では行われない「蒸し」の工程に重きを置いています。その一方で、焼きの工程では、従来どおりの一貫した備長炭手焼きを徹底することで、関東向けでありつつも、関西や九州も含めた様々な方からも好まれる白焼に仕上げています。
また、付け合せの調味料にもこだわり、高級感が漂い新たな味わいが楽しめる「山葵塩」と、さっぱりといただける「柚子塩」の2種類を添付しております。
「大トロうなぎ白焼カット」は、2021年7月18日より販売を開始し、ふるさと納税(ふるさとチョイス)、鯉家ホームページのほか、鯉家で直接買うことができます。
◆「大トロうなぎ白焼カット」商品概要
商品名 :大トロうなぎ白焼カット 90g×4袋セット
販売開始日 :2021年7月18日
サイズ :90g×4袋
山葵塩×4袋
ゆず塩×4袋
販売価格 :5,400円(税込)
製造・販売者:株式会社鯉家
◆取り扱いサイト
ふるさとチョイス(ふるさと納税): https://www.furusato-tax.jp/product/detail/46203/5182676
ECサイト : http://unagipro-koiya.com/ (準備中)
●「大トロうなぎ白焼カット」が提供する価値
大トロうなぎ白焼カットは、大トロうなぎ蒲焼を販売する中で、「白焼きも食べたい」というニーズと、「様々な食べ方で大トロうなぎを楽しみたい」というニーズに応える形で開発されました。コロナ禍で出かけられない方にとっても、うなぎ専門店で食べる白焼と同様に、1匹1匹を丁寧に割いて炭火で焼いた贅沢な白焼を自宅で楽しむことができます。
また、うなぎ1匹1匹を丁寧に美味しく仕上げて価値を高めることで、うなぎの資源を有効活用しています。
●「大トロうなぎ白焼」ができるまで
「大トロうなぎ白焼」は、2020年に開発した「大トロうなぎ蒲焼」がふるさと納税で人気を博したことが、開発のきっかけとなりました。
●「大トロうなぎ蒲焼」の特徴
◆「3段階選別」で厳選する素材
九州圏内の生産者からその時期の良質なうなぎを仕入れ(1段階選別)、その中から10年以上うなぎの選別に携わっている職人が、色・触感(柔らかさ)・サイズ等を見て素材を選びます(2段階選別)。さらに、試験焼きを行い、品質確認がされたうなぎのみを原料として使用します(3段階選別)。そのようにして選ばれたうなぎを職人が早朝割いたもののみを素材として加工します。
◆熟練職人による「完全備長炭手焼き」(関西風、九州地焼きの要素)
20年以上のキャリアを持つ熟練の職人が、工程の最初から最後まで、備長炭の火力のみで1尾1尾手焼きで丁寧に焼きます(完全備長炭手焼き)。これにより表面はパリッと、中はふっくら仕上がり、うなぎ本来の旨味が蒲焼きの内部に凝縮され閉じ込められます。また、封を開けた際に炭の香りが漂い、食欲をそそります。
◆「仕上げ蒸し」で余分な脂を落とし、ふっくらトロトロに!!(関東風の要素)
炭火焼きした状態のうなぎを、蒸し器に掛けます。このとき、1尾1尾の状態を確認しながら、蒸し時間は調整します。地焼きの風味をしっかり残しつつ、しつこい味わいの元となる表面の余分な油を落とし、ふっくらトロトロに仕上げます。
「大トロうなぎ白焼カット」は、これと同様の特徴を有する白焼を2021年の土用の丑で提供するため、1年間の試行錯誤の上、完成しました。
…コロナ禍が続き、飲食店でうなぎを楽しむ機会が減っております。鯉家では、「うなぎの有効活用を進めていくとともに、ご自宅でも本格的なうなぎを皆様に楽しんでいただけるよう、これからも事業を続けてまいります。」と語っていました。
※参考ページ
ふっくらトロトロな「大トロうなぎ白焼カット」が販売開始 ふるさと納税で人気な「大トロうなぎ蒲焼」の姉妹商品(@PRESS)
ふるさとチョイス(ふるさと納税): https://www.furusato-tax.jp/product/detail/46203/5182676
ECサイト : http://unagipro-koiya.com/ (準備中)
【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集部
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