2月14日は、バレンタインデーです。最近では水産業界でも、バレンタインデーにまつわる水産品が盛り上がりを見せています。
例えば、ウニや甘えびをハート型に盛ったもの。また、チョコを与えて育てられた「チョコブリ」なるものがあります。チョコには抗酸化作用があり、色を鮮やかにするために与えられているとのことですが、結果としてバレンタインデーにも結びついています。
そして、2021年大いに盛り上がりを見せているのが、「サバレンタインデー」という単なるダジェレで盛り上がっているサバです。サバレンタインデーもここ3年くらい毎年言われていましたが、今年はそれに拍車を掛ける出来事が。なんと、チョコ味のサバ缶が登場したのです。食べた人からは、「恐る恐る食べたが、意外と美味しい。」「ウィスキーやハイボールに合う」と言った声が聞かれています。
チョコ味のサバ缶を発売したのは、おしゃれな「サヴァ缶」で有名な岩手缶詰さん。正式な商品名は、「鯖チョコ サバチョコレート風味」。実際に食べてみると…。んー、これは全然あり!
サバの味噌煮にさらにコクが加わった感じで、実際のチョコのように甘すぎるということもなく、チョコの感じはしっかりとあるという絶妙な味付けになっていました。
バレンタインデーは、元々はキリスト教圏のお祝い日で、家族や恋人など大切な人への愛を祝う日です。日本でのバレンタインデーの風習や考え方も、近年、かなり変化してきているように思いますが、美味しい魚介類なども取り入れつつ、大切な人のことを想ってみてはいかがでしょうか。
※上越タイムス 2021年2月第二土曜日 首都圏コラム より内容を編集して掲載
筆者プロフィール:
さかなのNEWS編集部
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