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ECで売れた魚介 2021年1位に輝いた魚介は?|月刊SAKAMAニュース 特別編

 魚介のEC(インターネット通販)で2021年何が売れてたのか?2021年に売れた魚介について、魚介のECを運営するSAKAMAさんにそのランキングを伺いました。

目次

SAKAMAショップ2021年 売れ筋(出荷数量)ランキング

1位 手作り!!カラスミ
2位 銚子冷凍イセエビ
3位 朝どれ! 鮮魚ボックス(全国の漁港から貴方の元へ)
4位 信州サーモン(SAKAMA大人気商品で常にランクイン)
5位 お魚体験直送便(SAKAMAオリジナル商品)
6位 鰤王ORIGINALフィレ(美味しさにハマる人続出!!)
7位 銀サバ(11月から出品の商品なのに上位に…!!八戸のブランドサバ)
8位 冷凍アマエビ(使いやすい、安い、不動の人気)
9位 活ムール貝(広島大野のムール貝SNSで話題になり、注文殺到)
10位 九十九里ながらみ(治吉丸さん)

…ということで、2021年の年間1位に輝いたのは「 手作り!!カラスミ 」でした。

見事に年間1位になったのはカラスミ(画像はイメージ)

 カラスミは、9月頃からランキングでも常に上位にランクインしていました。カラスミは、どちらかといえば冬の食べ物ですが、早い時期から売れていたことについて、SAKAMAの柴田社長は「今年は、年末商材を早くから買っておく傾向があり、カラスミもその影響があったのではないでしょうか。」と述べていました。たしかに、カラスミは、保存も効く高級食材なので、早くから注文が入り、長く売れ続けていたことが1位になった要因といえるかもしれません。

5位にランクインしたお魚体験直送便

 2位の「 銚子冷凍イセエビ 」も年末に食べるものが秋口から売れていたとのこと。特にこの商品は、先に買っておき配送を年末にすることができるため、年末になって値段が上がる前に確保しておく人が続出したそうです。

 続いて注目すべきは、5位の「お魚体験直送便」です。こちらの商品は、魚を取り寄せると動画が付いてきてお家時間に親子で様々なワークショップができるというもの。イワシ団子を作ったり、サーモンのお寿司を作ったり、そんな体験型の商品が人気だったのはコロナ禍ならではといえそうです。

健闘した10位の「九十九里ながらみ」(画像はイメージ)

 6位から9位までも魅力的な魚介がランクインしました。特に、7位の「銀サバ」は、なんと11月からの登場だったにも関わらず年間7位にランクイン。銀サバは、12月のランキングで1位になる程、爆発的な人気商品になっています。9位の「活ムール貝」も秋口からのランキング常連。調理も簡単で濃いうま味があり、コストパフォーマンスの高さが売りです。

 ここまで紹介した1位から9位まで、どちらかといえば秋冬の魚介ばかりがランクインしました。魚介の消費は、年末にかけて増えていく傾向があり、秋冬の方が消費が盛んだということが、このランキングからも見て取れる結果となりました。

 そんな中、春夏の魚介として検討したのが10位の「九十九里ながらみ」です。ながらみは、標準和名がタンベイキサゴという巻き貝で、千葉県などでは春夏の風物詩。煮るだけで手軽に楽しめます。全体順位は10位でしたが、その健闘ぶりから2021年春夏魚介の王者と言っても良いでしょう。

SAKAMAインスタライブの様子

※SAKAMAインスタグラム:https://www.instagram.com/sakamainc/

【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集部
魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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さかなのNEWS編集部。魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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