魚介のEC(インターネット通販)で今、何が売れているのか?3月度(2月15日~3月12日)に売れた魚介について、魚介のECを運営するSAKAMAさんにそのランキングを伺いました。
SAKAMAショップ2022年3月度 売れ筋(出荷数量)ランキング
1位:浜茹で 松葉ガニ(鳥取県)
2位:卵付きホタテ(青森県)
3位:活トゲクリガニ(青森県)
4位:サバ(富山県 黒部)
5位:朝どれ!お試し鮮魚ボックス(SAKAMA)
6位:アカムツ「紅瞳」(長崎県 上対馬)
7位:富山湾の宝石箱(富山県 黒部)
8位:ウマヅラハギ(富山県 黒部)
9位:ヨコワ(長崎県)
10位:生数の子(北海道 函館)
…ということで、3月度の1位に輝いたのは「浜茹で松葉ガニ」でした。
2月度のランキングでは、2位だった「浜茹で松葉ガニ」。3月は、さらに順位を上げ1位になりました。漁獲後すぐに茹でられたもので、鮮度が抜群で食べやすく、さらに値段も3,000円台からとお手頃のため、人気を博しているようです。
ところで、「松葉がに」は、そういう名前の生物がいるわけではなく、「ズワイガニ」のブランド名です。「越前がに」や「加能ガニ」も同様にブランド名。すべて種としては同じズワイガニになります。
ズワイガニ漁は、春までとしている地域が多く、今回ランクインした鳥取県の「松葉がに」の漁期は、3月20日までとなります。
※参考 鳥取県ホームページ:https://www.pref.tottori.lg.jp/282167.htm
ということで、今シーズンの漁期は終わってしまいましたが、資源のことも考えつつ、来期また味わえることを楽しみに待ちましょう。
続いて2位にランクインしたのは、2月度同様に「卵付きホタテ」。3位は、前回1位だった「活トゲクリガニ」がランクインしました。どちらも青森県の魚介です。
そのほか、3月度のランキングで注目したいのが、5位の「朝どれ!お試し鮮魚ボックス」と7位の「富山湾の宝石箱」です。どちらも鮮魚の詰め合わせとなります。
春は、タイやメバルといった近海物の魚が様々に揚がり、魚の種類も豊富になってくる季節です。そのため、鮮魚ボックスがますます楽しくなってきているといえます。「何を頼んでいいか分からない」「魚を捌いてみたい」という人には特にオススメで、選ばずとも季節の美味しい魚が色々と楽しめるのは良いところです。
なお、こちらのランキング発表は、3/ 14(月)21時からのSAKAMAインスタライブで行われました。
ライブ配信は、毎月月中に行っています。来月1位に輝く魚介は何なのでしょうか。皆様お楽しみに!
※SAKAMAインスタグラム:https://www.instagram.com/sakamainc/
【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集部
魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。