2021年8月に東京諸島への航路を運行している東海汽船が“いつでもどこでも東京諸島の特産品をぽちっと買える”をコンセプトに「島ぽち」サイトをオープンさせました。コロナ禍により、旅行が難しいご時世ですが、島の美味しい特産品を取り寄せて、旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか?
今回は「島ぽち」サイトの中から、伊豆大島の「海産加工品お楽しみセット」をご紹介いたします。
島ぽち:
東京諸島は、大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、父島、母島の11の有人島を指します。どの島にもそれぞれ、個性があり、魅力は盛りだくさん。東海汽船によると、もっと多くの人に東京諸島の魅力を発信したいという思いで「島ぽち」サイトが開設されたとのこと。
島ぽちで取り扱っている商品は、新鮮な海・山の幸から、島特性の加工品、椿油など様々です。今回は、伊豆大島漁業協同組合から、海産加工品・お楽しみセットをご提供頂きましたので、ご紹介します。
海産加工品お楽しみセットは、大島の美味しい魚のお惣菜が7~8点ランダムで入っています。どれも美味しかったのですが、今回は特に注目な3品を紹介します。
〇海のギャング「うつぼの蒲焼」
海のギャングとして有名なウツボは、大島に沢山生息しています。小骨の多いウツボですが、加熱処理されているため、骨は気になりません。自家製のタレに漬けこまれたウツボは、香ばしく焼き上げられており、おつまみにピッタリです。
一方で、ウツボは漁獲対象であるエビなどを食べてしまうため困っているという話を聞きました。そういえば、身からはほのかに、エビやイカを焼いたような味が…?
うま味の強いウツボでした。普段はなかなかお目にかかることのできないウツボを、ご賞味ください!
〇これぞ島の味「かつお明日葉和え」
かつお明日葉和えは、骨まで食べられるカツオのほぐし身と、大島特産の明日葉が和えられた1品。カツオと明日葉の組み合わせで食べるのは初めてでしたが、明日葉がアクセントとなって美味しかったです。
そのまま食べても美味しいのですが、私はおにぎりにアレンジしてみました。作り方は簡単、温かいご飯にかつお明日葉和えと白ごまを加え、さっくり混ぜ合わせます。あとはおにぎりの形に整えれば完成です。
これで、パスタとか作っても美味しそうだなぁっと考えています。
〇ザ・漁師町の味!「本鰹時雨煮」
本鰹時雨煮は、ザ・漁師街の味って感じです。たっぷりのショウガが入っており、開けた瞬間からショウガのいい匂い!カツオは、パサパサ感がなく、しっとりとして柔らかいです。中まで味が染み込んでおり、おつまみで食べるもよし、おかずの1つとしてもバッチリです。私はご飯が欲しくなりました!
解凍後、すぐに食べることのできる伊豆大島グルメ。食卓に1品プラスするだけで、いつもと違う味を楽しむことができますね。皆さんも、海産加工品お楽しみセットで、島気分を味わってみてはいかがでしょうか?
筆者プロフィール:
さかなのNEWS編集部・小菅綾香 釣り船の娘として生まれ、釣り歴21年。現在、東京海洋大学の大学院生。