現在では魚や漁業のイベントでも装飾に用いられることが多い大漁旗。見た目が華やかな大漁旗は見ているだけで元気でおめでたい気持ちになります。今回は、そんな大漁旗がデザインされた、めでたさ全開のグッズを取り上げたいと思います。一風変わった魚たちのデザインや大漁旗タオルの驚きの使い方をご紹介します。
「大漁旗」とは、漁を終えた船が大漁の印として、船の上に掲げる旗のことを指します。この習慣は江戸時代から始まったとされています。近年は、大漁旗を掲げて帰港するという習慣もあまり見なくなっていますが、正月や新しい船を作った時などには、使われています。とにかく、大漁旗は「めでたさ」を象徴する海のシンボルです。
アウトドアをもっと楽しくする!「赤ワインの大漁ショップ」
今回紹介するのは、「赤ワインの大漁ショップ」。こちらでは、大漁旗をモチーフとしたタオルやスマホケース、ステッカーなどの商品が展開されております。
特に注目してほしいのが、大漁旗のデザインに起用されている魚たちです。本来の大漁旗であれば、めでたさの代名詞「マダイ」や「宝船」などがデザインされます。ところが、赤ワインの大漁ショップでは、釣り人がターゲットとするようなアジやブラックバス、キハダマグロ、ヒラメなどがデザインされたものも多く見られます。さらに、その種類は全12種類と豊富です。また、魚の特徴に応じて、大漁旗のデザインも異なります。
大漁旗タオルの驚きの使い道とは?!
赤ワインの大漁ショップでは、大漁旗タオルも販売されています。もちろん、普通にタオルとして使うこともできますが、大漁旗タオルを広げて記念撮影をすれば、大漁な気分をアピールできること間違いありません。
さらに、この大漁旗タオルには、タオルとしてだけではない、驚きの使い道があります。実は、タオルの端が輪っか状に縫ってあり、その部分に棒や釣竿の先を装着することによって、本物の大漁旗に変身するのです。作成者の「赤ワイン」こと三浦晋哉さんは、釣り人が気軽に掲げられる大漁旗があれば、喜びが何倍にも増すのではないかと考え、大漁旗タオルを作ったようです。この大漁旗タオルを使うだけで、釣りが一層楽しくなりますね。
大漁旗グッズは、ユニークな大漁旗デザインに加え、遊び心と工夫が詰まった商品ということが分かりました。めでたい縁起物としてプレゼントもいいですが、持っているだけで注目を集めることも間違いありません。皆さんも使ってみてはいかがでしょうか?
筆者プロフィール:
さかなのNEWS編集部 小菅綾香
釣り船の娘として生まれ、釣り歴21年。現在、東京海洋大学の大学院生。