今年もお盆がやってきました。ご先祖様をお迎えするにあたり、このコロナ禍では多くの方で集うことは難しくなっています。それと同時に、なかなか経済が回らない中、お財布も気になるところ。
この状況で重宝するのがリーズナブルながらも華やかに食卓を演出してくれる回転ずし。コロナ以降、回転ずしでは、テイクアウトへの対応やメニューが充実したりもしています。
そんな中、このお盆には各社こぞって売り出してきているネタがあります。それは「マグロ」。
マグロは、冷凍での流通環境が整っており、仕入れておいたとっておきの素材を書き入れ時に投入しやすいネタ。人気ネタということもあり、来店を促すため回転ずし各社はこのお盆に超お得なマグロをフェア商品として出してきています。
そんな回転ずしのマグロですが、このお盆に限っては生ではなく「冷凍」ものを選ぶのが得策です。
理由は、前述の通り、あらかじめ仕入れてとっておき、タイミングを計らって出せるのが冷凍ものだから。生だとそうはいかず、仕入れたらそのタイミングで出さなければなりません。しかも、お盆は相場が上がります。
さらに、マグロは船上で急速冷凍され、上手く解凍しさえすれば獲れたれさながらの味が楽しめます。
このような理由からお盆のにマグロを頼む際は、あえて「生」とは書いていない冷凍ものを選ぶと良いでしょう。
これ以外にもお盆に回転ずしを使う際のポイントを以下の記事にまとめていますので、よろしければご一読ください。
※参考ページ
お盆は回転ずしで「マグロ」が狙い目!絶対にやってはいけない3つの選び方(ダイヤモンド・オンライン)
【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集長・ながさき一生
漁師の家庭で18年間家業を手伝い、東京海洋大学を卒業。現在、同大学非常勤講師。元築地市場卸。食べる魚の専門家として全国を飛び回り、魚好きのゆるいコミュニティ「さかなの会」を主宰。