「さかなのNEWS」編集部を統括するさかなプロダクション(代表:ながさき一生)では、7月20日に『「土用の丑」のうなぎに関する消費者アンケート調査』を20代~70代以上の男女1000人を対象に実施しました。
その質問の中には、『あなたが思う「うなぎが美味しい」都道府県をお選びください。(いくつでも)』というものがあり、次のような結果となりました。
<Q10.あなたが思う「うなぎが美味しい」都道府県をお選びください。(いくつでも)>
1位 静岡県 27.4%
2位 鹿児島県 12.9%
3位 愛知県 12.4%
4位 東京都 5.5%
5位 高知県 5.0%
ということで、見事1位に輝いたのは静岡県。うなぎ養殖の発祥の地で養殖の歴史が長いとともに、うなぎの食文化も根付く同県が1位というのは頷ける結果です。
2位は、うなぎの生産量No.1の鹿児島県。3位には、生産量No.2で、「ひつまぶし」などの食文化が根付く愛知県が続く結果となりました。
4位は、東京都。現在の形のうなぎ蒲焼きは、その発祥が江戸時代の江戸と言われています。うなぎの食文化が根付く地としてのイメージから、このような結果になったと思われます。
5位は、高知県。四万十川に代表される清流のイメージが強いため、上位に食い込んだと思われます。
…本日は土用の丑。皆様、美味しいうなぎが食べられますように
※アンケート調査の概要
『「土用の丑」のうなぎに関する消費者アンケート調査』は、インターネット調査を使い、20代~70代以上の男女を対象に全国450万人の調査モニターに対し10の質問を伺う形で実施しました。調査開始日は、7月20日(火)(土用の丑である7月28日から8日前)でその日のうちに調査を終え、1000人から回答を得ました。
<調査概要>
・調査名:「土用の丑」のうなぎに関する消費者アンケート調査
・調査方法:インターネット調査
・調査実施日:2021年7月20日(火)
・調査対象:一般消費者
・回答者 :全国450万人の調査モニター
・回収数 :1,000人(20代~70代以上の男女)
※20代男性100名、女性100名といったように各年代の男女で100名ずつ回答を回収。
70代以上は1つの年代として、70代以上男性100名、女性100名として回収。
※うなぎの産地別解説を下記の記事にて行っています。よろしければお読みください。
土用のウナギ、5大産地を食べ比べ。お取り寄せするならどこ?(カラふる)
【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集部
魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。